Google アナリティクス(ユニバーサル アナリティクス)

スタートアップガイド

  • 本資料では Sprocket と Google アナリティクス(ユニバーサル アナリティクス)との連携機能について説明します。
  • Sprocket を Google アナリティクスと連携させることで、シナリオが当たったあとのユーザー行動の詳細分析を Google アナリティクス上で行うことが可能です。
  • 本機能は Google アナリティクス、Google アナリティクス 360 の両方をサポートします。どちらも同じ手順で本機能をご利用いただくことが可能です。
  • 本機能の利用には Google アナリティクスを利用していること、および、Google アナリティクスの Event Tracking が有効になっていることが必要です。
  • 本機能をご利用いただく場合、Sprocket で設定作業が必要となります。詳しくは担当コンサルタントまでお問い合わせください。

概要

本機能では、「ポップアップを閉じた」「ボタンをクリックした」などの Sprocket シナリオに対するユーザーの反応を Google アナリティクスへ送信することができます。
データは「イベント カテゴリ」「イベント アクション」「イベント ラベル」のプロパティに格納して送信されます。

各プロパティに格納される値は下記の通りです。

イベントカテゴリ


Sprocket-Target

通常(コントロールグループ以外のユーザー)はこちらが送信されます。

送信トリガー
  • セッションの開始
  • シナリオの開始
  • ポップアップの表示
  • ポップアップのボタン押下
  • ポップアップの閉じるボタン押下
  • シナリオの終了

Sprocket-Control

コントロールグループに該当したユーザーでトリガー発火した場合に送信されます。

送信トリガー
  • セッションの開始
  • シナリオの開始

イベントアクション


display-pattern

シナリオの表示パターンに当たったことを示します。

送信トリガー
  • シナリオの開始
  • ポップアップの表示
  • ポップアップのボタン押下
  • 閉じるボタン押下
  • シナリオの終了

nondisplay-pattern

シナリオの非表示パターンに当たったことを示します。

送信トリガー
  • シナリオの開始

NA

コントロールグループに該当したことを示します。

送信トリガー
  • シナリオの開始

(not set)

セッション開始を示します。全てのユーザーが対象です。

送信トリガー
  • セッションの開始

イベントラベル


[シナリオID]/[フェーズID]/[パターンID]/start

シナリオの開始条件が満たされたことを示します。
データ例 : scenario1/phase1/pattern1/start

送信トリガー
  • シナリオの開始

[シナリオID]/[フェーズID]/[パターンID]/[ステップID]/shown

ポップアップが表示されたことを示します。ポップアップ表示の都度データが送られます。
データ例 : scenario1/phase1/pattern1/step_01/shown

送信トリガー
  • ポップアップの表示

[シナリオID]/[フェーズID]/[パターンID]/from=[ステップID]/to=[次のステップID]/click

ポップアップの ×ボタン(Closeボタン)以外のボタンがクリックされたことを示します。
データ例 : scenario1/phase1/pattern1/from=step_01/to=step_02/click

送信トリガー
  • ポップアップ内のボタンクリック

[シナリオID]/[フェーズID]/[パターンID]/[ステップID]/close

ポップアップの ×ボタン(Closeボタン)がクリックされたことを示します。
データ例 : scenario1/phase1/pattern1/step_01/close

送信トリガー
  • xボタン(Closeボタン)クリック

[シナリオID]/[フェーズID]/[パターンID]/end

シナリオが終了したことを示します。
データ例 : scenario1/phase1/pattern1/end

送信トリガー
  • シナリオの終了

NA

コントロールグループに該当したことを示します。

送信トリガー
  • シナリオの開始

(not set)

セッション開始を示します。全てのユーザーが対象です。

送信トリガー
  • セッションの開始

🚧

利用上の注意

Sprocket 管理画面と Google アナリティクスの数値は一致しません。
Google アナリティクスには、Sprocketのイベントデータのうちおよそ90%程度が格納されます。
数値がずれる原因は下記です。

  • JavaScript の処理順によっては、Sprocket の行動データを送信できた時に、必ずしも100% Google アナリティクスにイベントを送信できるとは限らないため
  • Sprocket 管理画面のイベント計算方法と、 Google アナリティクス管理画面のイベント計算方法が違うため
  • Sprocket 管理画面の UU の定義と、 Google アナリティクス管理画面の UU の定義が違うため