ユーザー属性タグ
誕生日や会員が保持するポイント数など、サイトに登録されたユーザー情報を Sprocket に連携して接客に活用するためのデータ連携タグです。
主な活用方法
・誕生日クーポンを表示する
・保持するポイント数に応じてメッセージを表示する
・最終購入日からの期間に応じたメッセージを表示する
タグの設置ページ
サイトの構造により、ログインした後マイページに遷移するケースと、ログイン前のページに遷移するケースが考えられます。
・マイページに遷移する場合は、ログイン後の固定ページにユーザー属性タグを設置してください。
・ログイン後に遷移するページが固定でない場合は、ログイン後に閲覧する可能性が高い複数のページにユーザー属性タグを設置することを推奨します。
ユーザー属性タグを設置するページについて、詳しくはSprocketの担当者にご確認ください。
データ項目
フィールド名(Key) | 型 | 値(Value)のサンプル | 概要 | セグメント条件での使用 |
---|---|---|---|---|
userId | 文字列 文字数:1〜128文字 使用できる文字:ASCIIコードの英数記号すべて | '123456' | ユーザーを識別するユニークなID ※ この項目があると会員ID連携されます | - |
registrationDate | 文字列 ※ISO8601拡張形式 | '2018-11-23T00:00:00Z' '2018-11-23T00:00:00.000Z' '2018-11-23T00:00:00+09:00' new Date('2018-11-23').toISOString() | 会員登録日時 | ○ |
gender | 文字列 | 'M', 'female', '女性', '0' | 性別 | ○ |
birthday | 文字列 ※ISO8601拡張形式、日付のみ | '1975-04-19' | 誕生日 | ○ |
country | 文字列 | 'japan', '日本', 'JP' | 国名 | ○ |
prefecture | 文字列 | '東京都' | 都道府県 | ○ |
point | 数値(整数) | 500 | 会員が保有するポイント数 | ○ |
expiringPoint | 数値(整数) | 200 | 当月失効する会員ポイント数 | ○ |
group | 文字列 | 'G1', 'ゴールド会員', '定期購入会員' | 会員をグルーピングしている場合にはその情報を入力してください。 | ○ |
canSendMail | ブーリアン | true | メール送信可能: true メール送信不可: false | ○ |
isLineUser | ブーリアン | true | LINE ID あり(連携済み): true LINE ID なし(未連携): false | ○ |
purchase | オブジェクト | { totalCount: 3, totalAmount: 35000 } | 購入に関連するデータをセットします | - |
purchase.initialDate | 文字列 ※ISO8601拡張形式 | '2018-11-23T00:00:00Z' '2018-11-23T00:00:00+09:00' | 初回購入日時 | ○ |
purchase.lastDate | 文字列 ※ISO8601拡張形式 | '2018-11-23T00:00:00Z' '2018-11-23T00:00:00+09:00' | 最終購入日時 | ○ |
purchase.totalCount | 数値(整数) | 3 | 総購入回数 | ○ |
purchase.totalAmount | 数値(整数) | 35000 | 総購入金額 ※送料、消費税を含む金額を推奨 | ○ |
ユーザー属性タグについての補足説明
- [ユーザー属性タグ]はユーザーがログインしている場合のみ出力してください。非ログイン時に[ユーザー属性タグ]が出力されると、ゲストユーザーとして値が保存されるため、会員ユーザーとの値の紐付けができません。
- 必須項目はありませんが、会員ID連携のために
userId
の出力を推奨します。userId
は文字列型ですが、例外的に以下のバリデーション仕様となっています。
- 文字数:1〜128文字
- 使用できる文字:ASCIIコードの英数記号全て
文字列(ISO8601拡張形式)
のミリセカンドの値は、サーバーへのデータ送信時に JSSDK で削除されます。- サポートしている文字コードは UTF-8 です。
データ連携タグについての補足説明(全タグ共通)
データ連携タグの発火タイミングやバリデーションについては「データ連携(リアルタイム取り込み)導入手順」ページを参照してください。
JavaScript サンプル
データ項目はサンプルを参考に、ファンクション SPSDK.user()
のパラメータに配列でセットしてください。
<script type="text/javascript">
(function() {
var props = {
userId: '123456',
point: 200,
group: 'VIP',
purchase: {
initialDate: '2019-01-01T12:00:00+09:00',
totalCount: 10
}
};
console.log('Sprocket: User props:\n' + JSON.stringify(props, null, ' '));
SPSDK.user(props);
})();
</script>
データ連携タグの実行順が保証できない場合
Sprocket タグが読み込まれてからデータ連携を実行する処理を組み込んでください。コード例は下記です。
<script type="text/javascript">
(function() {
var count = 0;
setTimeout(function wait() {
if (++count > 10) return;
if (typeof SPSDK === 'undefined') return setTimeout(wait, 500);
var props = {
userId: '123456',
point: 200,
group: 'VIP',
purchase: {
initialDate: '2019-01-01T12:00:00+09:00',
totalCount: 10
}
};
console.log('Sprocket: User props:\n' + JSON.stringify(props, null, ' '));
SPSDK.user(props);
}, 500);
})();
</script>
Updated over 1 year ago